「恵み」(3)
2020.4.27
私が多くの皆様方から頂きました
「恵み」をご紹介させて頂いております。
あるシェフへ独立の準備の為、
退職のご挨拶に伺った時にかけて頂いた「恵み」
独立するなら、独立する事と、いつ?何を?
という事を人に会うたびに言って回りなさい。
言霊と言って言葉に魂が宿り、
必ずその方向に物事が動いていく。
一人でも多くの人に独立の話を言いふらしなさい」
不思議なくらい、その言葉通り、
独立に対する思いを伝えることで、
周りの方々が声をかけて下さったり、
協力して下さったり、相談に乗って下さりと、
私を動かして下さいました。言霊は存在する。
そう確信しました。
ただ、感じたことは
「言葉に対する責任」を持てない人、
また「周りの方々を巻き込んでいる」という
「責任感のない人」は独立できないとも思いました。
「言う事は自由」という解釈もありますが、
それは人に対して失礼な事だと思います。
「言う」という言葉は左90℃傾けると
「心」と「口」という字に分かれます。
つまり「言う」ということは
「心を口にする」という意味です。
人と人、心と心が触れ合うことで
人様とのお付き合いが始まるわけで。
「言う」という事に責任をちゃんと持たない人が
経営者になれる訳がない。
また、自分の独立の為に力を貸してくださろう
としている方々への感謝や
「その期待に応えなくては」という
責任感を持てない人は絶対に経営者には向いていない。
そう思います。
企業経営とは信頼と信用なくしては絶対に続かない
とも思います。
私も開業して11年私に「独立したい」と打ち明けて
下さる方が多くいらっしゃいます。
その時、以前の社長様と同じように決まって伺います
「いつ?何を?」と。
残念な事ですが答えられない方の多くは
独立していません。
僕も試されたのかもしれませんね(笑)